2020-12

ファーロード

第28回真冬のハバロフスク

真冬の夜のシベリア鉄道。窓の外はえんえん続く、白く凍りついた森。「こんな世界があるのか」と息をのむほど、どこまでも冷たく、美しい。外気は零下30度、森の奥深くはもっと冷えているだろう。そこが、テンのすみかだ。 かつて人びとは森を進んだ。東へ...