ファーロード 第9回 サンタン人のクロテン交易③ ロシアでコサックのエルマーク(第2回「ロシアとクロテン」参照)がシベリア遠征をしていた頃、中国がどうしていたかというと、時代は「明」の後期、国は傾き始めていた。 永楽帝の時代には綿織物の生産など産業が発達し、江南・蘇州が流通経済の中心地とな... 2020.03.26 ファーロード
ファーロード 第8回 サンタン人のクロテン交易② 「みんぱく」(国立民族博物館)の佐々木教授にアポをとり、インタビューの了解を得た私は、大阪・千里を目指した。 2月半ばの午後6時。陽はとうに暮れて、外気は冷えている。 万博記念公園駅に降り立つと、高架の向こうにライトアップされた「太陽の塔」... 2020.03.05 ファーロード